2023年2月27日に酒販免許を取得して本日で3年、コマスピ3歳の誕生日です。
あっという間でした。ここまで来られたのも皆さまのおかげです、本当にありがとうございます。

2023年当時はポンドは165円ぐらい、今より45円円高でした。コロナで家飲み需要が増え、その勢いでボトルが売れ、またバーの客層が一気に若返った頃でした。
記念すべきコマスピ商品第一号はシグナトリーの96クライヌリッシュ。
当時はこのような高額商品仕入れるとめっちゃドキドキしておりました。

いいお酒を仕入れている自信はあったのですが、「いいお酒が売れるお酒」とは限らないこともわかっていましたし、自分が「いい」と思ったボトルと世間が「いい」と思うボトルがずれている可能性があることもわかっていました。
商社やお酒のインポーターでの勤務経験があったわけでなく、誰からも輸入実務を教わらなかったので、本当に一からの、ひとりぼっちで孤独なスタートでした。
オンラインでの食品輸入届の提出が当時まだ自分では出来ず、お台場にある東京検疫所に直接届け出に行ったり、扇島の川崎税関まで行って自己通関したり、毎日バタバタしていた記憶が蘇ります。
大きな仕入れをするたびに、トラブルなく輸入できることを文字通り祈っていました。
開業したばかりの頃は、不安で仕方なかったです。
(つい最近もボトル代金全額払い込んだ後に「輸出書類作れない(イコール日本に届かないということなのですが)」と蒸溜所に言われ死ぬかと思いましたが。)
ですが開業したばかりで未熟な自分にもできることがあるならベストを尽くそう、と思い、「せっかくコマスピを選んでご注文いただいたのだから、すぐにお手元に届くよう丁寧に梱包して即発送しよう」という今のスタイルが出来上がりました。
また必要は発明の母、ではないですが、たくさん発注いただいてもちゃんとその日のうちに発送できるよう、大量の発送伝票がすぐに印刷され、買っていただいた方にサンキューメールが送られるシステムや、バーへのご請求書・領収書が即発行できるシステムを自作するなど、外注費をかけず自分でできることは自分でやってきました。
このブログや自社サイト/サーバーも自分でいじくり回して作っています。
スタートアップの会社が潰れるのは、売上が上がらない、固定費が多くてキャッシュフローが回らないのどちらかなので、少なくとも自分が頑張ればタダですむ費用の部分は死ぬ気で頑張ろう、と思っていました。
ですが開業して3年が経ち、そろそろ全部自分でやるのも無理が出てきております。
樽買いしたボトルが複数届いたり、自社オリジナルの梱包資材がめちゃ場所取ったりで、外部にボトル置ける事務所借りて人の手も借りないと、と思い始めており、そろそろコマスピも次のステージに突入なのかと思う今日この頃です。
ですがそんな贅沢な心配をできるようになったのも、ボトルを買ってくださる皆さまがいらっしゃるからです。改めて大変感謝しております。
たかが3年で「周年」というのがお恥ずかしいので大きく騒ぎ立てることはいたしませんが、皆さまに感謝の気持ちだけはお伝えしたいと思い、この文章を書きました。
一人でやってきましたが、今思うと一人ではなかったです。これからも、この先もずっとよろしくお願いいたします。



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